#34 今年も1年ありがとうございました!!

「心理的安全性」が教えてくれた2024年の変化と未来への展望

今年も残りわずか。
慌ただしい年末を迎える中、今年を振り返ることは、次の一歩を踏み出すために欠かせない時間です。
今回のテーマは「心理的安全性」というキーワードを中心に、この1年の変化と学びを共有する総まとめです。

 

2024年は心理的安全性に挑んだ1年

今年、最も大きな節目となったのは、『心理的安全性を生み出す伝え方』という書籍の出版です。
5月に世に送り出されたこの本は、心理的安全性というテーマを誰にでもわかりやすく、実践的な形で届けたいという
想いから生まれました。

 

「心理的安全性」という言葉は、ここ数年で広く知られるようになりましたが、
具体的に何をすればよいのかが分からないという声をよく耳にします。
私は、その「最初の一歩」を後押しするためのガイドとして、この本を執筆しました。

読者の方から、『実践しやすい』『何をすればいいかが具体的に分かる』と言っていただけることが多く、
とても嬉しかったです!

 

本書を通じて、すでに心理的安全性に取り組んでいる企業や専門家からも「基礎として役立つ」との評価を得られ、

現場での実践が広がっている手応えを感じています。

 

心理的安全性が注目される理由とその実践

心理的安全性がビジネスシーンで注目されるのは、安心して意見を言い合える職場環境が、
組織の成長やイノベーションを生み出す基盤となるからです。
しかし、その重要性が広く認識される一方で、「何から始めればいいかわからない」と悩む声も根強いのが現状です。

心理的安全性の構築には特別な費用も労力も必要ありません。
ちょっとした心がけと意識の変化だけで、大きな効果が得られます。
例えば、日々のコミュニケーションの中でお互いに「おへそを向ける」「相手の話に頷きを増やす」といった、
小さな工夫で大きな変化を起こせるからです。

心理的安全性は『知っている』だけでは不十分。
大切なのは、それを『実践している』という状態をつくること。
これが、私が本を通じて皆さんに伝えたかったことです。

 

新たな挑戦:一般社団法人 日本心理的安全教育機構の設立

今年は「一般社団法人 日本心理的安全教育機構」を立ち上げました。
これまでに蓄積した知見をさらに多くの企業や個人に広げ、
心理的安全性を社会全体に浸透させるためのプラットフォームとして機能させていく予定です。

今年は、皆さんがどのような課題を抱え、どんなことを望んでいるのかを伺う1年でした。
来年は、いただいた声をもとに具体的なコンテンツを作り、さらに多くの人々のお役に立てるよう尽力したいと思っています。

そして、心理的安全性という言葉をもっと身近に感じてもらい、「心理的安全性の実践ならこの本が入り口」と
言われるような存在になりたいと思っています。

心理的安全性は特別なものではなく、日常の中に少し意識を加えるだけで、大きな変化をもたらしてくれる。
その第一歩を踏み出す人が増えることで、チームや組織がより良い方向に進むことを心から願っています。

 

まとめ
「心理的安全性の実践」というテーマは、ビジネスシーンを中心に広がりを見せています。
2025年も、多くの人が心理的安全性を実践し、職場や家庭がさらに豊かになるような1年にしていきたいです。
この記事を読んでいる皆さんも、今年を振り返り、自分を労いながら来年に向けた小さな一歩を
考えてみてはいかがでしょうか?
心理的安全性が、あなたの未来を変える鍵になるかもしれません。

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