#02 チームのパフォーマンスを上げる!!

人間関係の構築には家庭の基礎がある

私たちの多くが、家庭の中で育まれた人間関係の基礎を土台に、職場や社会での関係を築いています。
実は、人間関係の構築には「ツボ」と「コツ」、つまり基本的なステップがあり、
それは私たちが成長する過程で家庭で学んできたものだと言えます。

 

家庭で学ぶ人間関係の基本

生まれて最初に接するのは家族です。
家族とのコミュニケーションや人間関係の中で、私たちは基本的な対人スキルを学びます。
これは、世代間や性別の違いに関するコミュニケーションの課題にも繋がります。
親と子の間に世代間ギャップがあるように、職場でも異なる価値観や世代間の違いがコミュニケーションに影響を与えるのです。

私は牧師の家庭に育ち、父が結婚式前に新郎新婦へ「結婚教育」を行う姿を見てきました。
これは、結婚式を前に、夫婦としての役割や家族の在り方について、価値観のすり合わせを行うプロセスです。
このような事前の準備が、夫婦生活の土台を作り、長い年月を共に過ごすための信頼関係を築くのに役立ちます。

 

人間関係のすべては家庭にある

家庭での人間関係は、会社やチームでも応用が可能です。
私たちは毎日、同じオフィスで顔を合わせる同僚や上司、部下との関係に悩むことが多いですよね。
会社での人間関係の悩みも、家庭の延長線上にあるのです。
特に、職場での人間関係がスムーズであれば、仕事の効率や質も向上します。

家庭や教会での結婚教育を通じて学んだ「価値観のすり合わせ」や「信頼関係の構築」は、職場でも有効です。
家族が一緒に過ごす時間を大切にするように、チームや組織でも同じようなプロセスを取り入れることで、心理的安全性が高まり、人間関係がより良くなっていくのです。

 

心理的安全性が高い職場づくり

最近の私の活動では、心理的安全性を高めることで、職場の雰囲気が劇的に改善される場面を多く目にしてきました。
特に、人間関係が密で、心理的安全性の高いチームはパフォーマンスが向上し、離職率も低くなります。
そういったチームは、自然と人が集まり、組織全体が活気づいていくのです。

人間関係の課題を解決するためには、心理的安全性の高い環境を作ることが大切です。
これにより、組織全体の生産性が向上し、仕事の質も上がります。
私自身、会社経営をしている中で、最も大きな課題は「人間関係」だと感じてきましたが、この問題に取り組むことで、悩みが軽減されるのを実感しています。 

 

まとめ

人間関係の基本は、私たちが家庭で学んだことにあります。
それを職場に応用することで、チームや組織全体のパフォーマンスが向上し、働く人たちの心理的安全性も高まります。
職場でのコミュニケーションが改善されれば、毎日の仕事が楽しくなり、良い雰囲気が生まれるでしょう。

人間関係は私たちの生活に深く根付いたものであり、家庭や職場の両方で重要なテーマです。
家庭で学んだスキルを職場にも応用することで、心理的安全性の高い職場環境が生まれ、より良いコミュニケーションと成果が得られるのです。

 

 

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