

新年が明け、仕事が始まって最初の週末を迎えました。
長いお休みの後は、仕事のリズムを取り戻すのに苦労した方も多いのではないでしょうか。
そして、この週末は3連休。
「こんなに休んで大丈夫?」と不安になる方もいるかもしれませんが、休息は仕事のパフォーマンスを向上させる
重要な要素です。
今回は、心理的安全性の観点から「休むことの大切さ」について考えてみたいと思います。
「こんなに休んでいいの?」と不安になる日本人
日本人は勤勉な方が多いので、連休が続くと『こんなに休んでしまって大丈夫なのかな?』と不安になることも
あるかもしれません。
でも、実はしっかり休むことこそが、仕事のパフォーマンスを向上させるために大切なのです。
特に、年末年始の長期休暇の後は、仕事に戻ると一気に忙しくなり、心身ともに疲労がたまりがち。
さらに、1月は連休も多く、「休んでばかりいるような気がする」と感じることもあるでしょう。
しかし、無理を続けて体調を崩してしまえば、結果的に仕事に支障をきたしてしまいます。
だからこそ、「勇気を出してしっかり休む」ことが必要なのです。
「休むこと=怠け」ではない
休むことがネガティブに捉えられる風潮は、変えていかなければいけません。
休息は決して「サボり」ではなく、「次のパフォーマンスを高めるための準備」です。
無理をして体調を崩したり、疲れが抜けず集中力が落ちたりすると、仕事の質が低下してしまいます。
しっかりと休むことでリフレッシュし、エネルギーをチャージできれば、結果的に生産性が向上します。
会社としても、社員が健康な状態で働けることが、最終的には業績の向上につながるのではないでしょうか?
「雑な休み方」ではなく「丁寧に休む」
では、「しっかり休む」とは具体的にどういうことでしょうか?
つい休みの日でも、スマホを見ながらダラダラ過ごしてしまうことがありますよね。
そうすると、休んだはずなのに疲れが取れなかったり、リフレッシュできなかったりします。
大切なのは、『丁寧に休む』ことです。
例えば、次のようなことを意識すると、より質の高い休息を取ることができます。
- 食事に集中する:画面を見ながら食べるのではなく、味わいながらゆっくりと食べる。
- 睡眠環境を整える:ソファーで寝落ちせず、しっかりと布団やベッドで眠る。
- スマホやPCを手放す時間を作る:例えば、「午後1時から5時まではスマホを見ない」など、
意識的にデジタルデトックスの時間を設ける。
ちょっとした工夫で、休息の質は大きく変わります。
仕事と同じように、休むことにも丁寧に向き合ってみてほしいです。
「心を満たす行動」も休息の一つ
休息というと、「何もしないこと」と思いがちですが、心を満たす行動をすることも、大切な休息の一つです。
例えば、海を見に行く、行きたかったお店に行く、少し足を伸ばして名産品を食べに行く。
体は動かしているけれど、心が満たされる行動をすることで、精神的なリフレッシュにつながります。
逆に、「お正月に出かけて疲れたから、この週末は意図的に寝正月にする」という選択もアリ!
休み方に正解はないので、自分が本当にリラックスできる過ごし方を見つけてみるといいですね。
「休むこと」に向き合う1年に
2025年は、意識的に休むことを大切にしていきたいと私自身も思っています。
特に、昨年は秋に体調を崩し、年末には同世代の事業家仲間も次々と体調を崩していくのを目の当たりにしました。
無理を続けると、ツケが必ず回ってくるんだなと実感しました。
今年は、みなさんも「休むこと」に対して丁寧に向き合い、自分自身の心理的安全性を守る1年にしてみては
いかがでしょうか?
この3連休、ぜひ「丁寧に休む」ことを実践してみてください♪
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