#23 自分の神7を会社で見つけてみよう!

職場の人間関係を円滑にする「神7(カミセブン)」の選び方

10月が始まり、日々が過ぎるのも早い中、皆さんの職場ではどのような変化が起きているでしょうか。
下半期が落ち着いてきた方も、逆に忙しさが増している方もいるかもしれません。
今回は、少し肩の力を抜いて「職場で自分を支えてくれる神7を選ぼう」という楽しいテーマについて考えてみます。


神7とは?

職場にはたくさんの人がいますが、毎日深く関わるのは限られた数の人たちです。
そこで、自分の職場生活をより楽しく、快適にするために「神7」を決めてみてはいかがでしょうか。
これは、頼りにできる7人の同僚を選び、自分の職場での神様として心の中でリストアップする方法です。


神7の選び方

人が一度に深く関わり、信頼できる人数の限界は、一般的に7〜8人と言われています。
チーム理論でも、1つのチームが最も効率的に機能する人数は6〜8人程度とされています。
それ以上の人数になると、全員と深い関係を築くのは難しくなります。
食事の場でも、4人くらいまでは全員が密に会話を楽しめますが、
人数が増えると全員と同じ話題で盛り上がるのは難しいものです。

職場でも同様に、全員と深く仲良くするのは無理があります。
そのため、限られた数の「神7」を選ぶことで、人間関係のストレスを減らし、
自分にとって最も心地よい職場環境を整えることができるのです。


神7のカテゴリーを決めよう

「神7」といっても、ただ単に仲の良い同僚を選ぶわけではなく、
それぞれの役割や特徴に応じてカテゴリー分けをしてみましょう。
例えば、以下のような「神様」を職場の中で見つけることができます。

  • 困ったときに頼れる「助けの神」
  • 仕事のスキルに優れた「技術の神」
  • 話していて楽しい「笑いの神」
  • 豊富な知識を持つ「知恵の神」

自分がどんな状況でどの「神様」に頼りたいかを考え、それに応じて7人を選んでみましょう。
また、この「神7」は同じ部署に限らず、他部署や同期から選んでも構いません。
自分にとって価値あるサポートをしてくれる人をリストアップすることで、職場の人間関係がさらに豊かになります。


「神様」に認定された人も嬉しい効果がある!

「〇〇さん、実はあなたが私の技術の神なんです」と言われたらどう感じるでしょうか。
自分が頼りにされていると分かると、誰でも嬉しくなり、さらに親身になってサポートしたくなるものです。
ただし、あまり公言しすぎると他の人との摩擦が生じることもあるので、心の中でひっそりと「神7」を選ぶのがポイントです。

相手が自分にとって大切な存在であることを伝えることで、相手もまた心地よい関係を築きたいと感じ、
結果として職場全体の心理的安全性が向上します。


人間関係は262の法則が働く

「職場全員と仲良くしよう」と無理に思う必要はありません。
実際、262の法則と呼ばれるものがあり、10人のうち2人とは深く仲良くなれる一方、
6人は普通の関係、そして残りの2人とはあまりうまくいかない、という統計的な事実があります。

この法則を理解することで、全員と仲良くすることが必ずしも必要ではないと納得できます。
そして、自分が快適に過ごすために必要な人間関係を選び、特定の「神7」を中心に築いていくことが、
より豊かな職場生活への鍵となります。


まとめ:職場での「神7」を見つけよう

職場のすべての人と仲良くするのは難しいですが、自分にとって大切な人を「神7」として選び、
その人たちとの関係を大切にすることで、より楽しく充実した職場生活を送ることができます。
まずは、自分の「神様」が誰なのかを考え、
その人たちとどのようなコミュニケーションを取るべきかを意識してみましょう。

また、職場での心理的安全性を高めるためにも、自分が頼れる人を見つけ、
その人たちとの信頼関係を育むことが、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながります。
ぜひ、心の中で「神7」を選んで、より円滑な人間関係を築いていきましょう。



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