9月に入り、夏休みムードも徐々に薄れ、仕事や学校に本格的に戻ってきた方が多いのではないでしょうか。
今回は、「やりたいことがあるのに、なかなか行動に移せない」という悩みについて取り上げます。
特に、暑さや疲れからくる倦怠感により、行動に移すのが難しいと感じている人も少なくないでしょう。
そこで、なぜ「やりたいこと」ができないのか、どうすれば行動に移せるのかを心理的な視点で考えてみます。
なぜ行動に移せないのか?
やりたいことがあっても、なかなか行動に移せない理由は、疲れや将来への不安感に関連していることが多いです。
例えば、マラソンでゴールが遠すぎると、どれだけ頑張れば良いのかが見えず、途中で気力が尽きてしまうことがあります。
日常生活でも同じように、目標が不明瞭であったり、先が見えない状況ではモチベーションを維持するのが難しくなります。
そのため、まずは目標を明確にし、「ここまで頑張る」といった具体的な指針を持つことが、行動を促すカギになります。
明確な目標が行動を後押しする
子どもの頃の夏休みの宿題を思い出してみてください。
期限が決まっていて、やるべきことがはっきりしている場合、最終的には終わらせることができます。
一方、社会に出ると、仕事に対して期限が曖昧だったり、やるべきことが見えにくかったりすることが増えます。
その結果、やる意味や目的を見失い、行動に移すのが難しくなってしまうのです。
年初の目標を振り返り、残り4ヶ月をどう過ごすか?
2024年も9月に入りました。
年初に立てた目標を覚えている方はどれくらいいるでしょうか?
もしかしたら、その目標を見失ってしまった方もいるかもしれません。
そんな時期だからこそ、残り4ヶ月間で「何を意識して過ごすのか」「どんな目標を立てるのか」を考えることが大切です。
具体的な目標を立てるのが難しい場合でも、抽象的なテーマやキーワードを掲げるだけで、行動に方向性を持たせることができます。
キーワードで自分を動かす
たとえば、「育てる」というテーマを設定することで、仕事では人を育て、プライベートでは植物を育てる、
さらには自分自身を成長させるといった、さまざまな解釈が可能です。
目標が抽象的でも、それが行動の指針となり、モチベーションの向上につながります。
自分のテーマを決めて行動に移す
実際、私自身も今年下半期のテーマを「作る」にしました。
セミナーのコンテンツや会社の資料を作成することに取り組んでいますが、
一度やり始めると、新しいアイデアが次々と湧き出てきます。
こうした「なくても困らないもの」を形にしていく作業を通じて、さらに自分を成長させられると感じています。
まとめ
今年もあと4ヶ月。
皆さんも、この期間で何ができるかを一度立ち止まって考えてみてください。
テーマや目標を持つことで、行動に移しやすくなり、より充実した日々を過ごすことができるでしょう。
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